2008年9月18日木曜日

証券会社の破たん

17日発行読売新聞の社説に「錬金術の虚構」という題名の記事がありました。
リーマンブラザーズなどの投資銀行は金融工学を駆使して証券市場でお金を稼いできました。金融工学の存在を本で読んだとき、目からウロコだったのを思い出します。確実に資金を増やしていく方法があるのだとびっくりしました。僕もよく分かってないのですが、今回の破たん騒ぎの発端はサブプライムローン(=債権)をデリバティブ(金融商品)にして売りまくったことが発端でした。おおもとのローン返済をする人たちが返済できないことがわかり、瞬く間にこれらのデリバティブの価値が0に変わってしまった。
その煽りを受けたのか、SECは株式市場で悪質な空売りの禁止に乗り出したようです。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080917AT2M1704Y17092008.html

何にせよ世の中そんなに甘いもんじゃないですね。