2008年7月30日水曜日

自灯明

昔、竹村健一の著書にこの言葉が書いてありました。
とてもしっくりきた言葉だったので、留学中も寮の部屋に張りました。
釈迦が弟子の阿難に説いた言葉で、「人生は自らの力で切り開いてゆく」という意味です。

この言葉を見るとThe Blue Heartsが歌った「月の爆撃機」という歌も頭に浮かびます。どちらもサイコーの応援歌です。

2008年7月16日水曜日

消費―生産

原油先物の価格がぐんぐん上がっています。物価上昇とインフレが続いて景気も少しずつ右肩下がりのトレンドが続きそうですね。それにしても去年の終わりから今年の初めに架けて日本の景気は上向きだったはず。その時は日本の将来やニートと呼ばれる若者に注目が集まっていたけど、いまとなっては普通のサラリーマンも今日生きてくことで精一杯という空気が漂っているように思えます。凄いスピードで経済は動いている。ただそれだけなのに、人間の気持ちってここまで変わってしまうんですね。やっぱり報道がそうさせているのかもしれません。
ボクはこの風潮は少しずつ自分達の意識を変えていって、ムダを削減していくカンフル剤の役目になっていると思います。ちょっと前まではアイドリングしながら車内で寝ていたトラックの運ちゃんも気のせいか少なくなった気がしますし。自宅では使わない家電はできるだけコンセントを抜くことに決めました。こういった小さな改善が社会全体を最適化にもっていくように思います。クルマの売れ行きは気になるけど、高速道路では渋滞が減ったようですし、確かにボクもムダな運転を控えてます。

一方、新興国は今や開発ラッシュです。中東ではすさまじい勢いでビルの建設をしていたり。消費することで価値創造をしている。それにつられて、いろんな外国企業が新興国に乗り込んで、最後の大もうけに勤しんでるといった感じでしょうか。日本やアメリカも昔はあんな感じだったなぁって。ここで重要なのは彼らは従来のやり方で世界一になろうとしていることです。日本やアメリカも同じ道筋を辿ってきました。過剰生産と大量消費。簡単な構図です。作って作って消費させる。確かにそこで働く人たちはそんな体育会系の勝負に生き生きとしているのでしょう。悔しいけど、確かにうらやましいです。
だけど、強がりかもしれませんが、少なくとも日本で働く人たちは次のステップに行かないといけないような気がします。消費をしない働きかたというか、新しい儲け方を考えないといけない時が来ているような気がします。従来のやり方は捨てて。
それがきっと世界のさきがけとなって、そのうち世の中の生活スタイルも変わってくる。それを見つけた人が次世代のリーダーです。たぶん。

2008年7月9日水曜日

洞爺湖サミット

村上龍の広報ではないですけど、今回のRVRもしっくりきた気がします。昔はこんなオヤジがたくさんいたんだろうなって。こういう人が近所にいると自然と子ども達が集まってきて、「オヤジ」とか呼ばれて人生塾みたいなものが自然にできたのかもしれません。

昨今の環境問題と呼ばれるものは、ひと昔前では「領土」や「規制緩和」がそうであったように外交カードのひとつに成り下がっているような気がします。結局は自国の権益や各国首脳の「顔」を守るためのツールみたいに取り扱われています。それがもっとも現れてるのが「20年後とか50年後までに~」で始まるCO2削減論。結局、この問題は「誰が背負っていくのか」にまったく目が向けられてない。少なくとも20年後や50年後は今活躍している政治家は姿を消しているはず。次世代がどのように問題に対峙していけば良いのか、そんな議論もありません。例えば、CO2を50%削減する場合はいままでのやり方では経済成長率はここまで抑えないといけない。そうするとインフレ考慮してGDPは今後このように推移し、日本人の一般的な生活はこうなる~~などなど、この削減目標が未来に与える影響は少なからず計算できるはずです。こんな議論がないままG8のお偉方は腹の探りあいに終始しているのでしょう。もっと後世に何をしていくべきかを議論するべきなのに。
若者たちは大人が考えるよりも現実的だと思います。

これに関連して感じた点。
中国やインドの新興国がCO2の削減目標に否定的といわれてますが、そもそも中国をあそこまで発展させたのは、儲け目的の外国からの莫大な投資だったはずです。また、今の世界経済が保たれているのは新興国の発展に帰するものです。それを今となって彼らの責任のように言うのは責任転嫁もいいとこです。そんな議論は確実に平行線で終わるでしょう。
今の原油高もそもそもの始まりは欧米や日本のビックマネーが金融不安から先物に走っていた為です。儲けているのは一部の海外投資家でしょう。中東の人たちが金を独り占めしているわけでは決してない。

そんなこんなで遅くなったので寝ます。

2008年7月2日水曜日

仕事について(4)

突然、大きなプロジェクトのチームに入れられました。結構重要そうです。上司から貰った言葉を忘れず、あまり気張りすぎずやっていこうと思います。

2008年7月1日火曜日

村上龍

今回の村上龍のRVR、最後の1分を聞いて共感しました。

田植え

少し前のことになりますが、6月21日に農業体験をしてきました!将来自給自足を志す身において、田植えとか畑仕事はマストのスキルです。埼玉県本庄市にある田んぼの一角を1シーズン借り切って、自分達の米を作ります。楽しみです。
普通は機械を使って均一に苗を植えていくのですが、今回は手作業でやりました。僕らにとって、均等にそろった稲を見るのが当たり前になっていますが、そういった田んぼは全て機械でやっているらしいです。水田も平らなところと思いがちですが、中はボコボコで苗の頭を出す植え方は結構難しかったりします。そんなことも体験してみなければわからなかったことです。いや~田植えサイコー!