2008年6月24日火曜日

植村直己

仕事で一喜一憂を繰り返す日々を送っています。本当はこんなではいけないなと思っていますが、少なくとも常に真剣取り組んでいくことが人生の糧となる発見や喜びに変わっていくのだろうなとぼんやり思ったりします。

先週の土曜日は植村直己冒険館に行ってきました。世界初の五大陸最高峰に登頂したり、北極やグリーンランドへの単独行などその短い人生を終えるまでいろいろな冒険を果たしてきた人。顔だけみると何処にでもいる近所のおじさんですけど。彼のすごいところは何でも1人でやろうとすること。孤独のすばらしさを知ってる人なんだなと思います。この人が現世にいないのが大変悔やまれます。

18歳でアメリカに行ったときは僕も孤独を好んでいました。自分の目標はひとりじゃないと達成できないこと知っていたから。当時は自意識過剰な面もあったと思うけど、とにかく自分を追い込んでやることやっていたし、気づいたときには目標をつかんでいました。
今は何でも人を巻き込もうとする。1人で達成しなければならないもの、生きてく上で目標とする「これ」ってものを持っていないからだと思います。でもあの時も頑張って探してたわけじゃなくて、自然に見つけたな。それまではとにかくいろんな世界に触れていかねば。