2008年4月27日日曜日

概念化

齋藤孝著の「学び力」という本を読みました。
著者は本の中で社会人になってからの「学び」の進め方を説いてます。強い目標を持たずとも、「できる人」になる為には日々の生活で何を心がけていくべきか、そんなことが書かれていました。
特に、日々鍛錬する上で「型」や「姿勢」の大切さ、得た知識に対する「概念化」という作業が不可欠であることが強調されていました。昔は「~流」などのかたちで剣の名手たちは積み重ねてきた修行の末に悟りの書みたいなものを残してきました。日記などもそれに準ずるものになり得るのかもしれません。また、現代ではこんなブログが日記の代わりを果たしているのは言うまでもありません。

いわゆる武道の心構えみたいなものですね。混沌の中、人の進むべき「道」がはっきりしない世の中ではこのような雛形的な行動規範のようなものが求められているのかもしれません。